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乳酸菌が花粉症改善に

花粉症対策アイテム

花粉症対策の一つとして、近年は『乳酸菌』に注目が集まっています。
花粉症の対策や予防法は毎年新しい情報が出てきますが、花粉症の人にとってはその一つ一つがとても気になりますよね。
私も症状は重いので、医療機関の情報はもちろんですが、花粉の防御に優れたマスクやゴーグル、空気清浄機などの花粉症対策アイテムといったものや、市販薬から食事療法、民間療法にいたるまで大変関心があります。ここで採り上げる『乳酸菌』もその一つです。

さて、花粉症の改善に効果が期待されるその乳酸菌ですが、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善する働きがあることは、2000年頃から相次いで発表されてきました。

乳酸菌は私たち人間にとっては有益な微生物の一つです。しかし一口に乳酸菌と呼ばれているものの、その種類は非常に多く、数百とも数千とも言われています。またそれぞれの乳酸菌は固有の特性を持っています。

近年の研究報告よりもずっと以前から、乳酸菌のその特性を活かした食べ物は、古来より世界各地で作られてきました。
今では広く一般的に食しているヨーグルト、チーズなどの乳製品、味噌・醤油や漬物などの発酵食品はその代表的なものです。
これらは冷蔵庫など無かった昔々に、おもに乳酸菌の働きにより食品の腐敗を遅らせ長期保存する目的から生まれたのだと思いますが、近年では乳酸菌と呼ばれるものの中には、人体にも良い効果がもたらされるものがあることが広く知られていますね。

“乳酸菌が人体にもたらす良い働き”として私達がまず最初にイメージするものとしては、「善玉菌として腸内環境を整え便通をよくすること」ではないでしょうか。
私達現代人は、ヤクルトに代表されるような乳酸菌飲料が子供の頃から身近にありました。
そして企業がそれらの商品についての宣伝・広報活動を行い、また最近では度々こういった健康情報がテレビの情報番組などによって報じられたりしますので「特定の乳酸菌が善玉菌として腸内環境を整え便通をよくする」という知識が得られましたが、このこともおそらく大昔から先人たちが体験的に知っていたからこそ、各国の数々の伝統食品として昔から今に至るまで受け継がれてきたのでしょう。

そして近年になり、飲料会社などの研究によって、乳酸菌が花粉症の症状も軽減する機能を持つことや、新しい乳酸菌の種類が発見され注目を集めているのです。

新たに発見された乳酸菌

研究用器具

新たに発見され注目されている乳酸菌の一つが、キリングループと小岩井乳業が共同研究をし、キリンビール社が2002年にアレルギー改善作用が期待できることを発見した『KW乳酸菌』です。(ラクトバチルス属パラカゼイ種KW3110株という乳酸菌)
この発見により、消費者向け商品として『小岩井 KW乳酸菌ヨーグルト』が小岩井乳業から発売されました。

またカルピス社は『L-92乳酸菌』(ラクトバチルス属アシドフィルス種L-92株)が鼻のかゆみ、目のかゆみといった花粉症特有のアレルギー症状に効果があることを、2006年に人工曝露実験によって実証しました。
L-92乳酸菌を配合した代表的な商品には同社の『アレルケア』があります。

2012年には伊藤園中央研究所での試験において『フェカリス菌』(エンテロコッカス属フェカリス菌)入りの乳性飲料が花粉症の症状緩和に効果が認められるとの結果を発表しました。
フェカリス菌入りの乳性清涼飲料は、伊藤園とチチヤスの共同開発で『朝のYoo フェカリス菌1000』として発売されました。

これらの花粉症に有効とされる乳酸菌は、細菌やウィルスを攻撃する『Th1』という細胞とアレルギーの原因となる『Th2』という細胞、この2つのバランスを改善する働きがあり、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が起こりにくい体内環境を作り出すようです。
このような乳酸菌による人体への働きは、それぞれ菌種によって異なるため、どの程度の症状の人がどの菌をどれだけ摂取すればアレルギー症状緩和の効果を得られるかなどについて、食品会社、研究者がさらなる研究開発を継続しているとのことです。

【参考リンク】


乳酸菌で花粉症を改善するには

虹

花粉症の症状改善に効果が期待できる乳酸菌についてお伝えしてきました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

もしあなたがこれから、例えばヨーグルトを食べて花粉症のアレルギー症状を改善したいとしましょう。
その場合には、ヨーグルトならば何でも良いというわけではなく、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類が大事であるということがご理解いただけたことと思います。

そしてまた、それらの乳酸菌に期待できる効果は、個人の体質・腸内環境などによっても異なってきます。


乳酸菌に期待される主たる効果は薬のように即効性のあるものではなく、体質の改善によりアレルギー症状を抑えることにあるでしょう。
ですので花粉の飛散時期の遅くとも1ヶ月くらい前から継続摂取することがより効果的なようです。
ヨーグルトを食べつづけると下痢しがちな人は、サプリメントタイプのものから摂取することも出来ますね。

花粉症改善をうたった商品は、乳酸菌を利用したもの以外にも、製薬会社や食品会社など各社特徴ある商品を発売しています。
大切なことは、しっかりと情報収集することだと思います。
あなたの体質や症状に最も適した花粉症対策をとり、つらい花粉症シーズンを乗り切りましょう。
乳酸菌の持つ特徴的な働きを利用した商品、これからの研究開発にも大いに期待したいですね。


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